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● 打ち上げられたザトウクジラ:2012/01 小田原海岸
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NICHIGO PRESS 2012年7月20日
http://nichigopress.jp/ausnews/news_others/40576/
「打ち上げられたクジラに近寄ってはならない」の警告
「危険であるばかりでなく、違法行為でもある」
日本の法律では、陸に打ち上げられて死んでいるクジラは水産物と見なされず、持ち主のない遺失物とされ、切り取って持って帰ってもいいらしい。
ただし、自分で切り取った肉を売ることは違法行為になる。
VIC州の海岸に打ち上げられたクジラに近寄って記念撮影する人が増えたために政府が
「クジラの死体に近寄ってはならない。ブタ箱入りもある」
と警告している。
7月16日にVIC州南部ワルナンブールの海岸、サンダー・ポイントに打ち上げられたザトウクジラの死骸は全長12m、体重は推定40トンとされている。
すでに腐敗と崩壊が始まっているが、物珍しさに野次馬が集まり、死骸と並んでツー・ショットとしゃれてみたり、中にはクジラの上に乗る者も現れた。
VIC州持続性環境省(DSE)は、
「波打ち際にある死骸をサメが襲う可能性があり、危険」
と警告していたが、近寄る人が跡を絶たない。
ついにDSEでは、
「クジラに近寄った者は、最高$32,000の罰金または禁固刑」
と厳しい声明を発表した。
同省では、
「クジラの死骸は危険なため、300m以内に近寄ることは法律で禁止されている。
波にあおられて転がるクジラの死骸の上に登っても何の危険もないと思うのは無邪気すぎる。
クジラの体表は滑りやすいし、時間が経つにつれてますます滑りやすくなる。
40トンのクジラの死骸が揺れて、人間の上に転がればただでは済まない」
と説明している。(NP)
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