2012年7月11日水曜日

中比対決:海軍トップにタカ派が就任、いよいよか

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朝鮮日報 記事入力 : 2012/07/11 09:10
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/07/11/2012071100613.html

南シナ海管轄の中国海軍艦隊、トップにタカ派

 10日付サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、強硬派とうわさされる中国海軍・北海艦隊政治委員の王登平中将(59)がこのほど、南シナ海を管轄する南海艦隊の政治委員(広州軍区副政治委員)に異動したことが分かった。
 中国軍の編制では、政治委員は司令官より序列が高い。

 南海艦隊は、ベトナム、フィリピンなどと領有権を争う南シナ海を作戦海域としており、専門家は強硬派が同艦隊の政治委員に就任した意味は大きいと指摘する。

 軍事専門家の倪楽雄氏は
 「王中将は紛争海域での他国の領有権主張を阻む上で貢献するのではないか。
 今回の人事は南シナ海の領有権を強化したい中国指導部の戦略と関係がある」
と指摘した。
 王中将は今後、南海艦隊の運営、作戦方針などを統括し、紛争海域を監視する中国艦船を監督する立場となる。

 王中将は今年3月の全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議(政協)開催中の記者会見で
 「中国海軍は絶対に領土を縮小させたり、失ったりはしない。
 われわれの決心は確固たるもので、能力と方策がある」
と強調した。
 王中将はまた、中国中央テレビ(CCTV)に出演し
 「外国メディアが中国脅威論で騒ぎ立てるのにはうんざりする。
 中国は300万平方キロの海洋領土を持つが、空母は1隻しかない」
と批判した。

 海外の中国語ニュースサイト、多維新聞網は、王中将の発言が官営メディアを通じ、広く伝えられた結果、王中将は中国軍で代表的なタカ派としてのイメージが固まったと報じた。
 その上で、今回の人事について
 「南シナ海での混乱が解決せず、空母ワリャーグの配備が迫った時期に行われたのは、タカ派が勢力を得て、中国国内で強硬派が有力になっているとの見方がある」
と指摘した。

 王中将は華僑向け通信社、中国新聞社とのインタビューでも
 「中国が空母を持ったからといって、国防政策に変わりはない。
 レベルが低い人が問題を定期している」
と切り捨てた。
 空母ワリャーグは年内にも南海艦隊に編入されると予想されている。

 王中将はこれまで中国軍に42年在籍し、総政治部、宣伝部局長、海軍政治部政治委員を経て、北海艦隊政治委員となった。
 2002年に海軍艦隊の副指揮官として、約500人の兵士を乗せた艦船2隻で中国海軍初の世界巡回訪問を終え、昇進の足掛かりをつかんでいた。


 日本あたりは、南シナ海でドンパチが起こることを待っている風がある。
 もしおこれば、「次は東シナ海だ」ということで、対中国が鮮明になってくる。
 世論では嫌中が圧倒的な割合を占めることになる。
 軍需が潤い、その他の波及が大きくなる。
 また、中国では解放軍のちからが徐々に強くなってきているということだろう。
 共産党が解放軍のてずなをとりきれないと、解放軍は暴走する可能性が高い。
 ちょうど戦前の日本軍部のようにである。
 武器をもたせればそれを使いたがるのは、どの国の軍隊でも同じ。
 中国海軍は対外国に向かって過去にそれを使ったことがない。
 よって、使いたさの渇望にさいなまれていることだろう。



レコードチャイナ 配信日時:2012年7月11日 9時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62833&type=0

“対中国”を念頭に日本とフィリピンが協力=日本、警備艇12隻を寄贈へ―比紙

 2012年7月9日、フィリピン英字紙フィリピン・スターによると、6日夜、フィリピンの偵察機がスカボロー礁(中国名は黄岩島)近海で中国の巡視船3隻を確認した。 
 10日、環球網が伝えた。

 今年4月、フィリピン艦船が中国漁船を摘発しようとしたことから黄岩島は中国とフィリピンの対立の争点となり、長期間にわたる両国艦船のにらみあいが続いた。
 その後、中国は休漁期間を宣言し一度は漁船及び巡視船を撤退させたが、その後も巡視船の突然の出没が続いているという。

 9日付フィリピン英字紙インクワイヤラーは、6月28日にデル・ロサリオ・フィリピン外相が日本を訪問し、玄葉光一郎外相と会談したことを取り上げた。
 中国への対応を念頭に海上安全保障分野の協力を確認。
 日本はフィリピン沿岸警備隊の能力向上支援に関する協力を約束した。
 警備艇12隻が提供される見通しとロサリオ外相は明かしている。





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