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● TBSニュース
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TBSニュース (12日21:28)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5053717.html
国内最古の戸籍木簡、太宰府で出土
福岡県大宰府市の遺跡から、人の名前や戸数の増減などを記録した7世紀末の木簡がみつかりました。
戸籍に関する資料としては、国内で最も古いものです。
発見された木簡。冒頭に記された「嶋評」は、現在の福岡県糸島市や福岡市の一部を示す古い地名です。
また、人の名前や続柄、身分のほか、戸数の増減などが記されていて、住民に関する記録とみられます。
調査した大宰府市によりますと、地名が「郡」ではなく「評」となっていることから、大宝律令の制定以前のもので、それ以外の内容から697年に作られた可能性が高いということです。
今回の木簡は、太宰府市の国分松本遺跡で今年3月から実施した調査で出土したもので、戸籍に関する大宝律令以前の資料が見つかったのは、国内で初めてです。
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ウオールストリートジャーナル 2012年 6月 13日 7:32 JST
http://jp.wsj.com/Japan/node_459687
日本最古の「住民票」か=大宝律令前、7世紀末の木簡―人の転出入を把握
飛鳥時代後期(7世紀末)の住民の名前や身分が記された現在の「住民票」に当たるとみられる木簡が、福岡県太宰府市の国分松本遺跡で発見されたと、同市教育委員会が12日、発表した。
古代の法典「大宝律令(りつりょう)」が制定された701年より前のものでは全国初。同市教委は大宝律令より前に、中央集権国家の要となる戸籍関連の制度が確立されていたことを示す重要な資料としている。
発掘に携わった坂上康俊九州大大学院教授(古代史)によると、見つかった木簡は計10枚。うち状態が良い木簡(縦31センチ、横8.2センチ)には、当時「嶋評」と呼ばれた地域(福岡県糸島市周辺)に居住していたとみられる人の名前や身分、続柄などが記載されていた。
[時事通信社]
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