2012年6月29日金曜日

敦賀1号機:「最も危険」、原発危険度ランキング

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● 原発危険度ランキング 10位まで



2012年6月29日07時48分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120628-OYT1T01269.htm

原発危険度ランキング、敦賀1号機「最も危険」

与野党議員が超党派で作る「原発ゼロの会」は28日、全国50基の原子力発電所について、
①.すぐ廃炉にすべき原発24基と
②.残り26基について、
それぞれの危険度ランキングを発表した。

廃炉の24基では日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)を、また26基では関西電力の大飯原発1、2号機(同県おおい町)を最も危険と判定した。
再稼働が決まった大飯3、4号機は12位だった。

同会は、近藤昭一衆院議員(民主)や阿部知子衆院議員(社民)ら7党10人で構成。
原子炉の設計者や地形学の専門家らの助言、経済産業省原子力安全・保安院からの情報を元に評価した。
原子炉の古さや耐震性、周辺の人口など9項目について、計15ポイントを上限に危険度を点数化した。太字




毎日新聞 2012年06月28日 23時00分(最終更新 06月28日 23時10分)
http://mainichi.jp/select/news/20120629k0000m010100000c.html

原発危険度:24基「即時廃炉」 
超党派議員がランキング
太字
超党派の国会議員で作る「原発ゼロの会」は28日、全国の原発50基を経過年数や地盤の状況、周辺人口などで採点した「原発危険度ランキング」を発表した。
危険度が最高だった日本原子力発電敦賀原発1号機(福井県)など24基は過去の地震で被災したり、活断層上に立地していることから、点数に関わらず「即時廃炉にすべきだ」と位置付け、残り26基を危険度順に並べた。

NPO法人「原子力資料情報室」や原子力安全・保安院などの情報提供に基づき、
▽.原子炉(炉型、経過年数、事故率など=配点6)
▽.地盤など(耐震性、地盤状況=配点5)
▽.社会環境面(周辺人口、事業者への行政処分の実績=配点4)

−−の3分野9項目から、15点満点で評価したという。

「即時廃炉」の24基のうち、敦賀1、2号機や菅直人前首相の要請で停止中の中部電力浜岡原発3〜5号機(静岡県)は「活断層上にある」ことが理由。
東京電力福島第1、第2原発(福島県)、東電が13年度以降の再稼働を目指す柏崎刈羽原発1〜7号機(新潟県)などは、東日本太字大震災や07年の新潟県中越沖地震で被災したため「再稼働は危ない」と判定した。




朝鮮日報 記事入力 : 2012/06/29 11:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/29/2012062900932.html

事故リスク高い原発、東海(日本海)岸に集中


● 敦賀原子力発電所の(手前から)1号機、2号機。奥は新型転換炉「ふげん」

日本国内にある原子力発電所50基のうち、事故リスクが高い原発10基はいずれも韓国と向かい合う東海(日本海)側に集中している。

日本の超党派の国会議員で作る「原発ゼロの会」は28日、日本全国の原発50基の「原発危険度ランキング」を発表した。
政府傘下の総合資源エネルギー調査会に所属する専門家の助言を得て、原発の稼働期間、原子炉の形態、耐震性、地盤状況などを総合評価し、順位を付けたものだ。

事故リスクが最も高い原発とされたのは、
1位、2位:関西電力大飯原発1、2号機(福井県)で、
3位は日本原電敦賀原発1号機(福井県)、
4位は関西電力美浜原発2号機(福井県)、
5位は美浜原発1号機、
6位は美浜原発3号機、
7位タイが関西電力高浜原発1号機(福井県)、中国電力島根原発2号機(島根県)、
9位タイが高浜原発2号機、島根原発2号機
となっており、危険度が高いとされた原発10基が韓国と向かい合う東海(日本海)側にある。
これら原発は運転開始から30年を超えており、地盤の危険性も高いと評価された。

このため、これら原発で実際に事故が起きた場合、昨年3月の福島原発事故の際よりも韓国が被害を受ける可能性が高まるとの声が専門家から出ている。
韓国国立海洋調査院の関係者は
「東海の海流は主に北東方向に流れるが、暖流と寒流が混ざり合って発生する渦流は日本から韓国方向に流れることもある。
東海が放射性物質で汚染された場合、韓国に影響を与える可能性がある」と指摘した。

日本政府が来月から再稼働を決めた大飯原発3、4号機は26位タイだった。

最も危険度が低い原発は、
東北電力東通原発1号機(青森県)と九州電力玄海原発4号機(佐賀県)
だった。




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