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レコードチャイナ 配信日時:2012年6月22日 9時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62315&type=0
中国の今後、専門家が4つの可能性を予測―米メディア
2012年6月18日、ハフィントン・ポストによると、マイアミ大学の中国問題専門家ジューン・タフェル・ドレイヤー教授は著書の中で今後の中国について4つの可能性を予測している。
20日付で環球時報が伝えた。
ドレイヤー教授は、
1].中国共産党および中央政府が社会的掌握を強め、権力集中化が強化される、
2].改革派が前面に出てくる、
3].政権が現在よりも民主的になる、
4].権力が中央から地方の省や地区へ移行していく、
という4つの可能性を提示。
1]では、国による集中的な管理が維持される中で市場経済の持つ優位性を背景にインフレや富の再分配といった問題が修正されていくであろうとするが、
2]や3]は現実性が低く、
4]は最も実現の可能性が低い
としている。
また、1]の可能性が最も高く、短期的には共産党政府が経済改革のコントロールを維持するのではないかと指摘。
年平均10%のGDP成長率など、過去30年間に起きたすべては前例のないことであったとしている。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年6月22日 6時48分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62301&type=0
中国人の西洋人への見方に変化、原因は経済成長と中国批判報道―米メディア
2012年6月20日、環球時報によると、米国のニュースサイトPolicymicは18日、中国経済の成長による自信と西側の中国批判報道が中国人の西側諸国に対する見方をマイナス方向に変えたと報じた。
中国では西洋人は長きにわたって好ましい評価を受けてきた。
特に米国人は、アップル社が存在し、映画「タイタニック」を制作した国という理由だけで。
しかし、ここに来て中国人の西洋人に対する見方が変化してきた。
米国人に対しても、ある種の恨みさえ抱くようになってきた。
その理由は、中国に芽生えた自信と西側メディアによる一方的な中国批判にある。
最近数年、中国は自信に満ちあふれている。
1].その原因の1つには、著しい経済成長が中国人の自信を高めていることが挙げられる。
さらに、08年の金融危機以降、欧米経済が失速したにもかかわらず、中国は2ケタの成長を維持したことにもある。
2].中国人が西洋人に対し恨みさえ抱くようになった2つ目の理由には、西側メディアによる中国に対する批判報道がある。
多くの中国人から見ると、西側メディアは中国のある一面のみを報道し、近年の中国の大きな進歩を無視している。
西側メディアのこうした報道姿勢に加え、中国社会が徐々に自信を深めている状況が、中国人の西洋人に対する見方をより慎重にさせている。
多くの中国人は中国がさまざまな問題に直面していることをはっきりと理解している。
しかし、改革には時間が必要であり、西側メディアが常にアピールする必要はないと感じている。
中国には多くのプラス面の事柄があるにもかかわらず、外国メディアに取り上げられることは非常に少ない。
中国は西側諸国のように幅広い報道チャネルを確保しているわけではないため、中国に関する報道はどれも同じようなものばかりになってしまう。
こうした状況を改善するため、西側は中国との対話を拡大し、現代の中国をより全面的に描写する努力をしなければならない。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年6月23日 6時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62330&type=0
北京駐在記者が見た中国の10年=驚きの数々―英紙
2012年6月20日、英紙ガーディアンは同18日付紙面で、
「超大国誕生の目撃証言」
と題する記事を掲載し、2003年に着任した同紙の北京駐在記者が、急速な経済成長で激変した中国の歩みを振り返った。
環球時報が伝えた。以下はその概要。
03年8月に北京に着任した時、私は世界最大の国家で最も好きな新聞記者の仕事ができることを喜んだ。
中国が歴史的に最も揺れ動いた時期でもあった。
私は過去10年にわたり、この巨大な超大国の変化を間近で観察した。
03年に世界6位だった中国の国内総生産(GDP)は、04年にフランス、06年に英国、09年にドイツ、11年に日本を超えた。
今後15年以内に米国を抜き世界一になるとみられている。
急激な変化の原動力となったのは、「人口の移動」である。
中国では過去「9年間」に、農村部から都市部へ「1億2000万人」が移った。
急激な都市化においても、成長国家にありがちな貧困の大幅な拡大、犯罪とスラムの増加を回避した。
一方で、インフラ投資による電力、運輸、通信網などの拡大、世界最高地への鉄道敷設、世界最大のダムや世界最長の橋梁の建設、宇宙開発や五輪開催も実現。軍事力も大幅に増強された。
しかし同時に、市民による抗議も拡大。
土地の強制立ち退き、リストラ、汚職や腐敗への反発が広がった。
私は問題の根底にあるのは、「生態系への圧力」だと感じている。
中国は反砂漠化、植林、節水、エコカー政策などを推進している。この“灰色の時代”にとって最も希望が持てる話であり、中国がもし低炭素国家に変われば、世界全体への福音となるだろう。
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