_
● レコードチャイナから
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年6月28日 8時7分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62462&type=0
中国製の戦車、輸出戦線でロシア製に勝利
=高品質・低価格で途上国市場独占の勢い―香港紙
2012年6月26日、新華網によれば、南スーダンのロシア製T-72戦車がスーダンの中国製96式戦車に撃破されたという噂がネット上で広まっている。
香港「星島日報」紙は、中国製戦車は質の高さと価格の安さで発展途上国ではきわめて人気が高いとし、旧型戦車を安価に売り込もうとするロシアの計画にダメージを与えていると報じている。
ロシアの軍事誌モスクワ・ディフェンス・ブリーフによれば、2010年にロシアが販売した最新のT-90S戦車はわずか20両。
2011年にウガンダが購入した30両を含めても、同時期に中国が輸出した戦車の数には及ばない。
また、T-90S戦車は最新モデルではあるものの、実際にはすでに旧型となっているT-72戦車をベースに改良したものであり、搭載されている技術の割に価格が高いという。
一方、中国の輸出向け軍備は顧客の様々な需要を技術面でも価格面でも満たすことができるようになっており、輸出向けのVT-1A戦車は2010年にT-90Sを“撃破”するかたちでモロッコ陸軍に150両輸出する契約が結ばれている。
また、旧式となった戦車の更新が急務となっているミャンマーとバングラデシュも中国製の輸出向け戦車MBT-2000を購入しており、台湾の軍事誌「亜太防務」は今後10年以内に中国の戦車がローエンド~ミドルエンドの市場を独占し“敵なし”の状態になるかもしれないと伝えている。
』
中国の武器の技術はロシアからのものである。
こういうことをやると、ロシアは面白くないだろう。
高度技術の移転を止めるだろう。
ローエンド、ミドルエンドのものならこれまでの取得技術によって中国はやっていけるだろうが、果たしてハイエンドなものだとどうなるだろうか。
中国はジェット機などのレベルではまだエンジンが自前で開発できないでいる。
しばらくはロシアに依存しないといけないが、ロシアがそっぽを向くことも考えられる。
中国という国はこういうことをちょくちょくやりたがる。
日本の新幹線の技術を入れて、ちょっと手直しして世界一だと吹聴する。
姿勢的にはあまりよくない。
周囲からスカンを食らう体質を根にもっているようである。
相手の立場に立って考えるとか、そういうことがない。
嫌われ役がよく似合うタイプなのかもしれない。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年6月28日 18時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62459&type=0
中国海軍、その行動範囲は今世紀半ばまでに全世界に拡大する―インド誌
2012年6月26日、インドの軍事専門誌インディアン・ディフェンス・レビュー(電子版)は、中国軍は今後10年以内に完全に自力で武器及び宇宙技術を調達できるようになり、中国海軍の行動範囲は21世紀半ばまでに全世界に広がるだろうと報じた。
新華網が伝えた。
中国海軍は現在、兵士22万5000人を擁し、北海と東シナ海、南シナ海の3艦隊に分けられ、各艦隊は海上艦隊、潜水艇艦隊、海軍航空兵および湾岸防衛部隊で組織されている。
さらに、中国海軍は主要な海軍基地10カ所を擁するとともに、万一の場合は商船および漁船を組織することも可能だという。
中国海軍の近代化は、3段階の戦略で構成されている。
第1段階は、「第一列島線(日本列島、沖縄、台湾、フィリピンを結ぶライン)」の防衛能力を備える作戦で、これはすでに達成されたとみられている。
第2段階は、「第二列島線(小笠原諸島、グアム・サイパン、パプアニューギニアを結ぶライン)」へ進出して地域性の高い海軍力を確立すること。
そして、第3段階として21世紀半ばまでに行動範囲を全世界に広げた外洋海軍に発展するとしている。
中国の軍事技術はこれまで、完全に輸入に依存してきたが、今後50年以内に徐々にその割合を減らし、中国独自の軍事技術を確立していくとみられている。
中国のリバースエンジニアリング技術は非常に高い。
今後は解析した様々な技術を自分たちの武器製造に応用し、輸入に頼るのは最先端の武器かシステムに限定されていくだろう。
確実なことは、
中国軍は今後10年以内に、完全に自力で武器及び宇宙技術を調達できるようになる
ということである。
』
_